【マーメイドS】格上挑戦でも…馬場渋ればベストな舞台

[ 2019年6月5日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=4日】梅雨時のマーメイドSが昨年まで10年続けて良馬場なのは意外。ただし、今年は久しぶりに渋った馬場になりそう。柏原が天気予報をチェックすると土曜が傘マークで日曜も降ったり、やんだり。マーメイドS取材でも当然その話題になった。「雨予報は歓迎ですよ」。即答したのがクィーンズベストの谷口助手だ。「先週、阪神に行ったときに芝を歩いたら明らかに京都より力がいる感じがしたんです。牝馬ながら大型でパワフルなタイプ。今の阪神で、道悪なら、さらにいいと思います」と適性を見込んでいる。

 前走・パールS組はこのレースとつながりが深い。そこの2着をステップに重賞へ。「前走は勝った馬を捉えられなかったけど道中うまく折り合って好内容。あのレースぶりなら1F延長でも」。他馬との比較でハンデ52キロが見込まれたか恵まれたかは意見が分かれるが格上挑戦でも…と思える雰囲気が漂っている。

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2019年6月5日のニュース