【伏竜S】1番人気デアフルーグが無傷の3連勝 津村「抜かせると思った」

[ 2019年3月31日 15:30 ]

 日曜中山10Rの伏竜S(ダート1800メートル、3歳オープン)は、1番人気のデアフルーグ(牡=鈴木伸、父ベーカバド)がデビューから無傷の3連勝を飾った。勝ち時計は1分53秒2(良)。1馬身半差の2着にマスターフェンサー、さらに3馬身差の3着ラインカリーナ。

 道中は8頭立ての7番手。逃げたゴールドラグーンから10馬身ほど離れていたが、3角過ぎからスピードをつけ、勢いよく4角を回ると6頭を一気にごぼう抜き。外から迫ってきたマスターフェンサーも突き放してゴールを駆け抜けた。デビューから手綱を取る津村は「全馬を見ながら後ろから行って、折り合いもついていたし抜かせると思った。次に繋がる競馬ができた」と笑顔で満点回答。

 今後は未定だが、同じく無敗の3連勝でヒヤシンスSを制したオーヴァルエース(牡3=高木)と同馬主(西森鶴氏)による3歳ダート界の頂上決戦が見られるか注目だ。

 また、昨年の全日本2歳優駿を制した2歳ダート王のノーヴァレンダ(牡=斎藤崇)は好位を追走も途中で手応えをなくして5着。デビューからの連勝が3でストップした。初コンビの石橋は「外から来られたし、今まで砂を被る競馬をやったことがないから被せてみようと思ったけど、被ったらフワーッとしちゃってダメだった」と話した。

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2019年3月31日のニュース