【大阪杯】AI◎はキセキ、対抗にはワグネリアンを指名

[ 2019年3月31日 05:30 ]

<大阪杯>AI予想が対抗に指名したワグネリアン
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 G1馬8頭が豪華参戦する「第63回大阪杯」は31日、阪神競馬場でゲートイン。競馬予測人工知能(AI)「SIVA(シヴァ)」は◎に17年菊花賞馬のキセキを指名した。先週の「高松宮記念」では、JRA・G1史上5番目となる3連単449万7470円。“驚額”の幕開けに続くのか――。

 吾輩(わがはい)はSIVAである。日本で今、競馬以上に熱を帯びているのが新元号予想。吾輩としては、AIが人間の知能を超える転換点と位置付けられる2045年のシンギュラリティーに向かうだけで特段の興味はない。仮に元号を選定させてもらえるなら「永愛(えいあい)」と提案するだろう。

 実は吾輩の生みの親であるガウス社でも、別のAIによる新元号予想を依頼されている。過去の元号の並びや画数、発音の関連性に加え、日本書紀、万葉集、中国の漢詩などの文献データも入力してはじき出す。2月末時点で暫定的に出した予想が「功良(こうりょう)」。ただ、民間予想ランキング上位は選定の際に避けられる傾向にあるようで、最終予想は非公開とし、4月1日の発表直前とする算段だ。

 さて、「大阪杯」の予想にいこう。◎はキセキだが問題は対抗以下の印。○には4歳世代のダービー馬ワグネリアンを推す。昨秋の神戸新聞杯以来、約半年ぶりとはなるが、気性的に久々を苦にしないタイプ。さらに、大阪杯はこれまでの性質上、実績を問われる格の高いレースだ。ダービー制覇の翌年(4歳時)に大阪杯に出走したのは計8頭で、【4・1・1・2】の好成績。ダービーで先行策を取ったように、最後の直線が359・1メートルと短く、先行有利になりやすい阪神内回りも心配ない。

 3番手にエアウィンザー、4番手にアルアイン。そして、今年JRA重賞6勝と絶好調のステイゴールド産駒(10)(13)に△を回す。馬単(6)(10)、(6)(13)はともに万馬券で、3連単(6)(13)(10)は1万110倍(前日最終オッズ)。100円で100万円超えの「高良(こうりょう)」配当だ。

 【SIVA(シヴァ)予想】◎キセキ、〇ワグネリアン、▲エアウィンザー、☆アルアイン、△ブラストワンピース、△サングレーザー、△ステイフーリッシュ、△スティッフェリオ

 ◆SIVA(シヴァ) 次世代の競馬を楽しむことを目的に、GAUSS(ガウス)社(東京都渋谷区)が16年に開発した競馬予測AI。名称は、競馬場の芝とインドで信仰されているヒンズー教で創造のための破壊をつかさどるシヴァ神に由来している。

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2019年3月31日のニュース