【馬券顛末記】予想は散々でも…うれしかった北村友のG1制覇

[ 2019年3月31日 17:11 ]

<阪神11R・大阪杯>アルアインでG1初制覇し、両手を突き上げる北村友  (撮影・平嶋 理子)  
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 阪神競馬場に向かう途中の桜はまだまだ満開にはほど遠い。桜花賞当日には満開の花を咲かせてほしいものだ。

 G1裏の中山メインレースは船橋S。本命(3)フレッチアが右前肢跛行で出走取消。1番人気ライトオンキューがしっかりと人気に応えたが、11番人気オデュセウスが2着が食い込んで波乱の結末。3連単配当は14万4230円の高配決着となった。

 阪神メイン・大阪杯の本命(11)ペルシアンナイトの馬体重は前走比較で+2キロ。ほどよく気合が乗ってパドック気配はよかった。レースは(4)エポカドーロが宣言通りハナを切る展開で、1000メートル通過、1分1秒3の絶妙なペースに落とす。後続は動くに動けない形となった。絶好の位置でレースを進めた(3)アルアインがしぶとく脚を伸ばして17年皐月賞以来2度目のG1タイトルを獲得。

 北村友は高松宮記念(ダノンスマッシュ4着)の鬱憤(うっぷん)を晴らすうれしいG1制覇達成となった。

 予想、馬券プレとも見せ場なく(個人的な馬券も)外れ。散々な結果になってしまったが、週中に取材をした北村友のG1制覇は素直にうれしかった。

 気を取り直して来週の取材に全力を取り込もう。 (大阪・新谷尚太@阪神競馬場)

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2019年3月31日のニュース