【京成杯】カテドラル中山巧者の血に期待

[ 2019年1月11日 05:30 ]

CWコースで追い切るカテドラル(撮影・平嶋 理子)
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 【栗東ドキュメント=10日】中山の芝がマッチしそうなイメージがある。京成杯で重賞初制覇を狙うハーツクライ産駒のカテドラル。父は東京向きの産駒を多く出しているが、血統好きの岡崎は母系に注目している。半兄のジェベルムーサ(父アグネスタキオン)はエルムSを勝つなどダートで活躍した馬力型。同じくアルカサル(父ドリームジャーニー)は中山芝でデビュー2連勝しているから心強い。池添学師も中山適性には大いに期待する。

 「新馬戦(重馬場)を見ても時計のかかる馬場はいいと思う。そもそもダート血統ですからね」

 デビュー2連勝で迎えた前走の東スポ杯2歳Sでは3番人気に支持されたものの、先団から伸びを欠いて11着。「前半で力んだし、輸送で結構減ったのが影響したのかも」と振り返りつつ、「今度は輸送慣れも見込めるし、470キロ台で出られると思います」と巻き返しを期す。この日のCW最終追いでは前半を我慢させて、ラストは手綱を放す感じでシャープな伸び。「元気いっぱいですね」の言葉に手応えがにじんだ。

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2019年1月11日のニュース