オジュウ有馬記念挑戦の裏側 「バース・デイ」競走馬密着はディープ以来2頭目

[ 2019年1月11日 11:55 ]

有馬記念に出走したオジュウチョウサン(左)
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 2018年、競馬界に大フィーバーを巻き起こした競走馬オジュウチョウサン。12日放送のTBSの人気ドキュメンタリー番組「バース・デイ」(土曜後5・00)は、オジュウの有馬記念挑戦に密着。同番組が1頭の競走馬を特集するのは、伝説の名馬ディープインパクト(05、06年放送)以来2頭目となる。

 オグリキャップ、ディープインパクト、キタサンブラック―。数々の名馬が勝利したドリームレース有馬記念に、4年前まで全く勝てず“落ちこぼれ”だった競走馬が挑戦した。その馬の名前はオジュウチョウサン。出走馬を決定するファン投票では、10万票を超える支持を集めた。

 オジュウがデビューしたのは2013年。15頭中11着に敗れると、2戦目も13頭中8着。その後、骨折が判明し1年間を棒に振った。翌14年に復帰したが、出走したのはコースに設置された障害物を飛越しながら走る障害競走。平地競走で結果を残せなかった馬がほとんどのレースでも、初戦は最下位の14着に終わり、競走馬生命の危機に陥った。

 しかし、そこからオジュウは有馬記念出走までたどり着く。その裏側には、崖っぷちの馬を信じた男たちが起こした奇跡の物語があった。毎日の世話を行う長沼昭利厩務員、障害競走でコンビを組んだ石神深一騎手、有馬記念で騎乗した武豊騎手。夢を追いかけたスターホースと陣営の挑戦の裏側に迫る。

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