【阪神JF】坂路ラスト切れた!ショウブに池添「楽しみ」

[ 2018年12月6日 05:30 ]

池添謙一騎手を背に坂路で単走で追い切るメイショウショウブ
Photo By 提供写真

 「インタビュールーム ウマい話あり」はメイショウショウブに騎乗する池添謙一に直撃した。

 ――メイショウショウブの最終追いは坂路で4F53秒8。

 「先週しっかりやっているので、今日は息を整える程度。単走だとあまり集中して走るタイプではないけど、ちょうど前に2頭目標になる馬がいて、いい感じで走れた。特に速い時計を出すつもりはなかったし、しまいだけ伸ばしたけど、ラスト(1F11秒9)の時計もいい。いい動きだったと思う」

 ――前走・デイリー杯2歳S(2着)で重賞初挑戦。

 「正直、未勝利戦を勝ったばかりなのでどうかな?と思っていたが、レースでは落ち着いて、スローの中でも上手に折り合えた。直線で一度頭ぐらいは前に出たけど…。勝った馬(アドマイヤマーズ)は連勝していた馬だし、最後は併されて地力で差をつけられた。ただ、強い相手によく頑張ったと思う。重賞でも戦えることが分かった」

 ――ダート1400メートルの未勝利戦で初白星。

 「血統的(母メイショウスズランの現役時騎乗)にダートも走れるので、未勝利戦は確実に勝つためにレースを選択した形。その前の新馬、未勝利戦(2戦連続3着)は芝でやれているし、適性は広い馬です」

 ――一戦ごとに競馬が上手になっている印象。

 「新馬戦の頃はスタートが一息。出遅れる形からでも最後は差し返したが、近走はゲートも良くなっている。前走はいいスタートが切れたし、無理に後ろに下げる必要もないので前で運んだ。最後までしぶとく走ってくれている」

 ――着実に力をつけてのG1。楽しみですね。

 「いい状態でレースを迎えられそうなのが何より。父(池添兼師)の管理馬だし、いい結果を残せれば…と思っている。作戦?ゲート次第だけど、いいところでレースをしたい。ここ2戦のような粘り強さを発揮できれば。G1でどれだけやれるか楽しみです」

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2018年12月6日のニュース