【ジャパンC】サンダリングブルーも侮れん

[ 2018年11月23日 05:30 ]

東京競馬場の芝コースで調整するサンダリングブルー(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 英国のサンダリングブルーは、芝コースで1F15秒前後のキャンター。「反応はよかったしゴール板の位置も理解してくれたようだ。そういう意味で満足している」。ムニュイジエ師は笑顔で愛馬を出迎えた。

 ジャパンC参戦は7月のG2ヨークSで重賞初Vを飾った時からのプラン。師は「フランシス・ベリーから“日本の芝が合いそうだから行こう”と進言があった」と明かした。14、15年中山金杯連覇などJRA重賞5勝。日本競馬に精通する鞍上が背中を押した。

 同馬の調教を担当するのは女性助手のキム・ジョンストンさん。トレーナーの公私にわたってのパートナーだ。「ブルーはセリでひと目ぼれした馬。その時は高くて手が出なかったけど、最初に入った厩舎が解散することになって偶然うちの厩舎に来ることに。私は当時、産休明けだったけど、うれしくて飛び乗った。そんな馬で日本のビッグレースに出られる。運命的なものを感じるわ」。数々の絆が導いたJC参戦で、どんな走りを見せるのか。

続きを表示

2018年11月23日のニュース