【尼崎・ルーキーS】高野、舞った地元V!ペガサス貫禄

[ 2018年11月23日 05:30 ]

地元2回目の優勝を飾り笑顔の高野哲史
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 ルーキーシリーズ第21戦優勝戦が22日、ボートレース尼崎12Rで行われ、高野哲史(こうの、29=兵庫)がイン逃げで圧勝。今年3回目、通算9回目、地元では13年7月以来2回目の優勝を飾った。2着に豊田健士郎、3着には村松修二が入った。

 前節の下関に続く連続Vに「平成のペガサス」の愛称を持つ高野は「エンジンが良かった。(師匠の)吉川(元浩)さんが引いたらパーフェクトですよ」と笑顔がはじけた。

 優勝戦は特訓から6枠の村松が動きをみせていたものの、本番は3対3の枠なり進入に落ち着いた。STだけならインの高野はコンマ13と6番目。対して4カドの豊田はコンマ04で踏み込んでいった。そこで2コースの河野がツケマイを敢行、外をブロックする形となり、先マイを決めた高野が一瞬で後続を突き放し、決着をつけた。

 前検日に高野が17号機を引き当てた時点で、V奪取の舞台は整っていた。「行き足が凄くいい感じ。かなり余裕があった」。

 A2陥落については「実力が足りなかった」と振り返りつつ、A1復帰&今期連続Vに「リズムが良くなってきた。もっとG1をたくさん走りたいですね」と力を込める。この勢いに乗り、次世代エースが天馬のごとく飛翔する。

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2018年11月23日のニュース