【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】22日中山12R 気配充実ヒシヴィクトリーが叩き3戦目で決める

[ 2018年9月22日 08:00 ]

 予想的には満足のいく結果を残せなかった先週の3日間開催だが、月曜に行われたセントライト記念は実に印象深い一戦だった。優勝したジェネラーレウーノは完璧な立ち回りで、京成杯に続く重賞2勝目。中山芝コースに極めて高い適性があることを改めて実証した。◎に指名したレイエンダは2着で初黒星を喫したものの、馬場のいい中山で後方から外を回っての連対確保。鞍上のルメールが「枠が逆なら勝っていた」と振り返った通り、決して悲観する必要はない、高レベルな走りだったと思う。

 中山競馬場でグリーンチャンネル午前のパドック解説を担当する本日、当欄で取り上げるのは中山12R。ヒシヴィクトリーに自信の◎でドンと勝負する。今年1月にデビューし、3戦1勝の成績で休養。8月に復帰後は新潟で2戦して共に2着だったが、いずれも勝ち馬(ロシュフォール、ニシノアモーレ)が高レベルで中身は濃かった。雨模様で馬場の悪化が予想されるが、重馬場の前走2着で道悪を苦にしないことは実証済み。未勝利Vの中山芝に替わるのは大歓迎で、最終追い切りの動きも文句なしだった。連続2着という臨戦過程でも、良血3歳馬の▲エリスライトなどライバル勢も強力で極端な人気集中はなさそう。配当的な妙味も十分に見込める。

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2018年9月22日のニュース