世界初!手のひら認証で馬券購入「UMACA投票」22日からスタート

[ 2018年9月22日 05:30 ]

UMACA投票機は手のひら静脈を利用しログインできる
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 JRAに世界初の投票サービスが加わる。キャッシュレス投票サービス「UMACA(ウマカ)投票」が、東京競馬場で22日からスタート。WIN5や海外馬券も購入可能で、ファンの利便性がさらに高まる。

 UMACAは、現金をチャージして馬券購入をキャッシュレスで行う投票用ICカード。専用のUMACA投票機にカードをタッチし、静脈認証か暗証番号を入力すると馬券購入が可能になる。手のひら静脈を利用した馬券購入は世界初だ。

 UMACA投票機での投票方法は3つ。従来の発売機同様、マークカード挿入によるもの。画面の競馬場名、レース番号、賭式などをタッチするタッチパネル式。スマホに登録した投票内容をQRコードに生成して読み込ませるスマッピー投票。画面で投票内容を確認してUMACAを再タッチすると、馬券の代わりにレシートが出てくる。馬券的中の払戻金は自動チャージされ、残高は最終利用日から5年間有効。WIN5や海外馬券を購入できるのが最大の特長で、10月7日(日)の仏G1凱旋門賞(パリロンシャン競馬場)の馬券を東京競馬場で買うことができる。

 UMACA登録、投票用ICカードの発行は簡単でスムーズ。競馬場の登録受付ブースで5分ほどの説明を受け、4桁の暗証番号と左右手のひらの静脈認証を登録するだけ。当日にカードが発行され、即利用が可能になる(年齢確認のための身分証提示が必要)。入会金や年会費は無料。事前登録サイトでも受け付けが可能で、現在約2500人が先行登録した。

 UMACA投票は22日の東京競馬場を皮切りに順次全国に導入される。JRAは現金、インターネット投票に続く“第3の投票サービス”として期待している。

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