【セントライト記念】ミスターＸ　国枝師期待のコズミックに◎

　中山１１Ｒ・セントライト記念はコズミックフォースで勝負したい。素質馬がズラリと並ぶ国枝厩舎で早くから期待されていた１頭。ダービーは１６番人気の低評価で３着に好走したが、陣営からすればさほどの驚きはなかったに違いない。レース内容も秀逸で、逃げた皐月賞馬エポカドーロを積極的に捉えにいくシーンもあった。先日の新潟記念を快勝したブラストワンピース（５着）にも先着。あのレースをフロックと捉えるべきではない。

　夏はじっくりと休養に充て、国枝師は「体がしっかりして成長を感じる」と春からの進化を強調。好位で立ち回れるセンスを備え、中山２２００メートルは器用にこなしそうだ。条件戦を勝ち上がってきた新星たちは魅力的に映るが、世代戦で結果を残してきた同馬は無視できない。馬単（５）から（１）（２）（４）（７）（１５）へ。