【梅ちゃん先生 特別編】17日中山11R ケンシンで大穴狙い

[ 2018年9月17日 08:00 ]

 前日推奨したローズS(土曜阪神11R)のゴージャスランチは無念4着。3連単マルチにワイド、複勝まで買い込んだが、3着ラテュロスに首差及ばなかった。「あすの昼は豪華なランチどころか、カップ麺でもすするしかねえな」。平井の酒場で常連・金城は笑うが、日曜の負け分はセントライト記念のトラストケンシンで取り返すしかない。

 菊花賞でも本命にするつもりの長距離砲だ。スタミナを示したのが青葉賞。パドック、返し馬でイレ込んだ上、レースでも掛かった。前半1000メートル60秒8の淀みない流れを2番手につけ、直線では後続馬群にのみ込まれかけたが、二枚腰を使って5着に粘り込んだ。「菊花賞に出したい凄い持久力だ」。高橋文師は秋の目標を掲げ、夏の放牧をひと叩きした上でセントライト記念に照準を定めてきた。

 負けたレースには全て明確な敗因がある。弥生賞(6着)では返し馬もできないほどイレ込んでしまった。その前のレースで目いっぱいに追われて馬群をこじ開ける厳しい競馬をした反動だろう。ゲートの立ち遅れもこたえた。前走(5着)は新潟への長距離輸送でイレ込んで、外回り659メートルの直線でなし崩しに脚を使ってしまった。「中山の外回りがちょうどいいかもしれない。道中、我慢して末脚に懸けたい」(同師)。菊花賞の優先出走権(3着以内)は獲れる。

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2018年9月17日のニュース