新装パリロンシャン競馬場 内ラチさらに6メートル広がる「オープンストレッチ」施行

[ 2018年9月17日 05:30 ]

 今年4月に新装されたパリロンシャン競馬場。同競馬場で凱旋門賞が開催されるのは3年ぶりとなるが、最大の変更点として、ゴールまで450メートル地点から内ラチがさらに内へ約6メートル広がる「オープンストレッチ」が施行される。インコースを広く開けることで、各馬の進路をフェアに確保することが目的。馬群に包まれて負ける可能性が減少し、紛れのない勝負ともなる。

 一方、コースレイアウトに大幅な変更はない。フォワ賞、凱旋門賞の舞台である芝2400メートルは、スタンドを背に左手奥の風車前からスタート。約1000メートルの向正面で高低差10メートルの坂を上がり、大回りのコーナーで下る。その先に、下り坂で我慢を重ねてきた馬が最後の直線と勘違いして行きたがるフォルスストレート(偽の直線)が待ち構える。緩い最終コーナーを経て最後の直線へ。533メートルと東京競馬場(526メートル)とほぼ同じ長さがある。

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2018年9月17日のニュース