重賞5勝のヤマカツエース引退、右前脚にけいじん帯炎を発症

[ 2018年9月7日 05:30 ]

第53回金鯱賞をヤマカツエースで勝利した池添騎手(右)と関係者ら(撮影・平嶋理子)
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 16、17年の金鯱賞を連覇するなど重賞5勝を挙げたヤマカツエース(牡6=池添兼)が右前脚にけいじん帯炎を発症したため、現役を引退することが決まった。6日、池添兼師が発表した。今後は北海道日高郡新ひだか町のアロースタッドで種牡馬となる。

 2歳6月に函館でデビューして、2戦目で初勝利。15年ニュージーランドTで初重賞制覇を果たし、3歳秋以降は中距離で活躍した。今年4月の大阪杯(4着)がラストラン。通算成績30戦7勝。総獲得賞金4億4465万2000円。血統は父キングカメハメハ、母ヤマカツマリリン(母の父グラスワンダー)。

 ▼池添兼師 無理して使えないことはありませんが、元々今年いっぱいで引退して種牡馬にするつもりでしたし、引退することに決めました。大きいところ(G1)を勝てなかったのは残念ですが、その分も子供たちに頑張ってもらいたいですね。

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2018年9月7日のニュース