門別競馬開催中止 次開催も微妙…8日までに最終判断

[ 2018年9月7日 05:30 ]

北海道胆振東部地震

 震度7を観測した厚真町から南東に約30キロの門別競馬場(日高町富川駒丘)も震度5強の揺れに見舞われた。6日の開催中止(代替開催なし)を早々に決定。スタンドは一部で窓が落下し、テレビモニターの支柱が折れかかるなどの被害はあったが、ダート走路には影響がなかった。厩舎も一部で壁の破損があったが競走馬への影響はなかった。

 それ以上に影響が大きかったのは停電と断水。「テレビを見ることができないので状況把握はラジオから。地震直後から断水も続いており、馬が飲む水の確保とトイレなど生活用水を確保する作業に追われている」と広報担当者。停電が解消されても、開催にゴーサインが出るのはナイター設備、大型ビジョン、音響設備などのテストが済んでからになる。次開催は11〜13日の予定で8日までに最終判断が出る見通しだが、開催できるかは微妙な情勢。

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2018年9月7日のニュース