的場、“メモリアル61歳”ラストデーに「締めくくれた」1勝

[ 2018年9月7日 05:30 ]

浦和3Rのナヴラトリで勝利し引き揚げてきた的場
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 7日に62歳の誕生日を迎える的場文男(大井)が6日、浦和競馬で3鞍に騎乗、3Rのナヴラトリで1着となり通算7164勝目を挙げた。今年8月12日に地方競馬最多勝記録の7152勝をマークした“メモリアル61歳”に自らの勝利で祝って別れを告げた。残る2鞍は3、10着だった。

 3Rは繁田が疾病(5日に熱中症)のため急きょ依頼が舞い込んだ乗り代わりだった。好スタートから積極的に動いて3番手を奪い、脚をためた。思い切り良く3コーナーから仕掛けて先頭に立つと、直線も後続を寄せ付けず3馬身差をつける圧勝。熟練の好判断で61歳ラストデーに1勝を積み上げた。

 「あす誕生日?そうか、疲れたからもうやめるわ」と得意の“的場節”から入ると「(61歳最後は)全く気にしていなかったけど、うまく締めくくれて良かったんじゃないかな。それより、もう62(歳)というのがショック。気持ちは30代なんだけどね。明日はゆっくり休んで、次は川崎開催(10日開幕)。62歳なりの的場を見せていきます」と前を見据えた。

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2018年9月7日のニュース