【小学校恩師が語る菜七子の“素顔”】“夢への努力は”子供たちのお手本

[ 2018年8月20日 08:30 ]

菜七子 JRA34勝、女性騎手最多並ぶ

新潟7Rをライゴッドで逃げ切り初の1日2勝を挙げ笑顔で検量室に戻る藤田。JRA女性騎手通算最多の34勝目を挙げた(撮影・村上 大輔)
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 茨城県守谷市立松ケ丘小学校の鈴木浩二校長(57)は、菜七子の小学校時代について「とても明るい子で友達と仲良く過ごしていたみたいです。守谷市の全小学校が参加する陸上競技会をわが校の代表として走ったり、運動神経も良かったのでしょう」と振り返った。自分の好きなものを手にして撮影する卒業写真には、馬のぬいぐるみと写った菜七子。「当時から騎手の夢を抱いていたということが伝わってくるいい写真です」と目尻を下げた。

 昨年の全校集会では、菜七子の話を生徒に向けて話したという鈴木校長。「聞いている子供たちは凄くいい反応でした。夢を持って努力を続けた菜七子さんが卒業生だということは誇らしい。子供たちの最高のモデルです。いつかインタビューで“守谷市出身です”と話してほしいですね」と、ヒロインの活躍がうれしくて仕方のない様子だった。

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2018年8月20日のニュース