【宮島・MB大賞】徳増 ぶっちぎりV!トップS決め「エンジンに助けられた」

[ 2018年6月18日 05:30 ]

優勝のしゃもじを手に笑顔を見せる徳増
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 ボートレース宮島の「G2モーターボート大賞」優勝戦が17日の第12Rで行われ、1番人気の徳増秀樹(43=静岡)がトップスタートを決めて逃げ切った。16年7月の下関モーターボート大賞以来となる通算2回目のG2優勝。2着は松尾、3着には安達の順当決着だった。

 トップスタートのコンマ06発進。強力なパワーを味方に1Mを先取り、回った後は独走態勢に。

 「うれしいし、ホッとしています。1Mを回った後にだいぶちぎっていたので大丈夫だろうなと思いました。クラシックの権利を獲れて良かった」

 2月とこなめG1東海地区選手権に続く今年2度目の特別戦制覇で、来年3月の戸田SGクラシックの出場権と賞金400万円を獲得。表情を緩ませた。

 前検日にエース42号機をゲット。出足、伸びを問わずに強烈な舟足を披露していた。予選トップ通過を決めた時点で「節イチです」。納得の仕上がりだった。

 「今節はエンジンに助けられました。徳山にも持っていきたいですね。今年乗ったエンジンの中で一番」

 19日開幕の徳山SG「グランドチャンピオン」に繰り上がり出場。18日が前検日のために“中0日”での参戦となるが「走る以上は全力で優勝を目指しますよ」。持ち前のスタート力は健在で老け込む様子はない。勢いそのままにSG初Vを決めてもおかしくない。

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2018年6月18日のニュース