【根岸S】ミスターX 好相性の舞台でカフジテイクが差す

[ 2018年1月28日 05:30 ]

 東京11R・根岸Sはカフジテイクが差す。マイル以上の距離に挑戦した昨秋は南部杯4着(1600メートル)→武蔵野S5着(同)→チャンピオンズC7着(1800メートル)。大崩れはしなかったが、やはり微妙に距離が長かった印象だ。今回は【6・3・2・6】のダート1400メートルへ。中でも東京砂1400メートルは3戦3勝の好成績を残す。追い込み一手の脚質で何度もギアをチェンジするような器用さはないが、一度エンジンがかかれば止まらない。広くて長い東京の直線はまさにうってつけだ。

 勝った昨年とあまり代わり映えがしない顔触れ。加えて昨年2着のベストウォーリアが右後肢フレグモーネで出走を取り消す幸運も舞い込んだ。まともなら高確率で首位争いまで脚を伸ばしてくる。馬単(6)から(3)(7)(8)(12)(14)へ。

 京都11R・シルクロードSはファインニードルに託す。ここは低調なメンバー構成になった。土曜前売り時点での1番人気は準オープンを勝ったばかりのアレスバローズだ。それなら2走前のセントウルS(G2)で重賞を勝った同馬を信頼したくなる。G1の前走・スプリンターズS(6番人気12着)はさすがに敷居が高かった印象だが、G3なら崩れない。

 武器はセントウルSでも見せつけた先行力。どんな展開にも対応できる器用さが売りで、ペースを読みにくいここでも柔軟に構えられる。スタートセンスも悪くなく、内枠絶対有利の同レースで1番枠は追い風だろう。ハードルは休み明けだけだが、最終追いはCWコースで鋭い動きを披露。久々コンビの川田が感触を確かめており、重賞2勝目は現実的だ。馬単(1)から(2)(5)(7)(8)(15)(17)へ。

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2018年1月28日のニュース