【エ女王杯】ミスターX 名手ムーアでルージュ悲願達成だ!

[ 2017年11月12日 05:30 ]

 京都11R・エリザベス女王杯はルージュバックだ。18年ぶりに秋華賞馬3頭がそろった豪華な一戦。どの世代が強いのか?それなら15年の秋華賞でレースコードを打ち出したミッキークイーンが最右翼だろう。だが、脚部不安を抱えるミッキーは約4カ月ぶりの実戦。本来が叩き良化型だけにソフト調教で挑むここは全幅の信頼を置きにくい。

 そこでルージュ。この世代の中心にはいつもこの馬がいた。秋華賞の出走こそなかったが、桜花賞(9着)&オークス(2着)で1番人気に推された逸材だ。G1の栄冠はまだだが、能力は誰もが認めるところ。前走・オールカマーが好内容でそれまでの後方待機策を捨て、好位からステファノスなどの牡馬一線級を打ち破った。前回同様、この中間も美浦トレセンでの調教期間を多めに取ってじっくり乗り込んできた。円熟期を迎えた天才牝馬。世界の名手・ムーアとのコンビで悲願を達成する。馬単(17)から(5)(7)(10)(12)(13)(16)へ。

 福島11R・福島記念はウインブライトだ。福島とコース形態の似ている中山で行われた17年スプリングSの覇者。皐月賞は8着に敗れたが、V馬アルアインから0秒5差なら力は示した。前走・毎日王冠(10着)はさえなかったものの、4カ月半の休み明けに加えて相手は現在の超一線級。ここで大きく見直したい。

 福島記念は3歳が【3・2・2・10】で勝率、連対率共に断トツ。春クラシックで一歩足りなかった素質馬たちが、夏に力を蓄えて好走している。先行馬が大活躍の開幕2週目の福島。安定して好位で立ち回れる同馬にとってこれ以上ない舞台が整った。馬単(3)から(4)(6)(7)(14)(15)(16)へ。

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2017年11月12日のニュース