【細原・騎手で獲る　特別編】１２日福島１１Ｒ　馬体充実ショウナンバッハが直線一気！！

　土曜の推奨馬◎カツジ（デイリー杯２歳Ｓ）は２着。２番手から流れに乗って進出するも、直線狭い内を抜け出したジャンダルムの決め手に屈した。松山は「いいポジションで運べたけど、最後で外に逃げて甘くなってしまった」と悔しそうな表情で振り返った。それでもスプリント重賞ウイナーの母メリッサ譲りのスピードは際立ち、今後につながる内容。池添兼師は「キレ負けしたね。それでも賞金は加算できたし、今後は馬の様子をみて考えたい」と巻き返しへ力を込めていた。次こそは“師弟重賞初Ｖ”に期待だ。

　日曜の勝負レースは福島記念（１１Ｒ）の◎ショウナンバッハ。舞台を問わずしまいの脚は堅実。前走のオールカマーは後方から追い上げ、勝ち馬ルージュバックと０秒２差。見せ場たっぷりの内容だった。以前は腰に甘さがあり、テンに置かれるところがあったが、近走は流れに乗った競馬ができるようになってきた。このメンバーなら実績は上位。目下の充実ぶりなら差し切りは可能だ。馬券は３連単１着固定のフォーメーション。相手はサンマルティン、ツクバアズマオー、マイネルミラノ、フェルメッツァ、ジョルジュサンク、フルーキー。