【エ女王杯】モズカッチャンがG1初勝利で新女王!惜敗にピリオド、ミルコは連覇

[ 2017年11月12日 15:43 ]

<京都11R・エリザベス女王杯>大接戦を制したモズカッチャン(内から2頭目)
Photo By スポニチ

 牝馬の頂点を決める「第42回エリザべス女王杯」(G1、芝2200メートル)が12日、京都競馬場11Rで行われ、M・デムーロ騎手騎乗の5番人気モズカッチャン(牝3=鮫島厩舎、父ハービンジャー、母サイトディーラー)が勝利した。

 先団でレースを進めたモズカッチャン。直線では馬群の間を割って末脚を伸ばし、逃げてしぶとく粘ったクロコスミアをかわし、最後は大外から急襲したミッキークイーンを追い上げをしのいだ。勝ちタイムは2分14秒3。首差の2着には9番人気クロコスミア、さらに頭差の3着に3番人気ミッキークイーンが入った。

 勝ったモズカッチャンはG1初勝利。フローラSを快勝し臨んだオークスではソウルスターリングの2着に健闘。秋華賞でも積極的な競馬で3着とG1の舞台では惜敗が続いていた。通算戦績は9戦4勝。

 鞍上のM・デムーロはこのレース連覇。中央G1通算23勝目で今年5勝目。管理する鮫島師は開業18年目でうれしい中央G1初勝利。

 3歳馬3頭、4歳馬5頭、5歳馬8頭、7歳馬2頭の4世代18頭が激突。18年ぶりに3世代の秋華賞馬が参戦するなど注目を集めた一戦を制して、モズカッチャンが世代の壁を超えて女王の座についた。

続きを表示

2017年11月12日のニュース