【万哲の乱 特別編】12日福島11R プリメラアスールが先手奪取で粘る

[ 2017年11月12日 08:00 ]

 1年がたつのは本当に早い。福島記念(福島11R)を昨年逃げ切ったマルターズアポジーは、その後に小倉大賞典&関屋記念も勝って、重賞3勝。次週19日のマイルCS(京都)で有力候補?にまで大出世した。

 今年は◎プリメラアスールの逃げ切りに託す。絶好の最内1番枠に加え、52キロの軽ハンデ。条件があまりに整いすぎて、土曜の前売り最終オッズで単勝3番人気(9・9倍)と想定以上?に人気になっているのは引っ掛かるが、それでも先行有利の「小回り福島」なら狙って損はないはず。

 よくよく考えれば、昨年はエリザベス女王杯で果敢に逃げて5着。勝ち馬クイーンズリングとは0秒5差だった。秋が季節的にもベスト。今年も夏以降の頑張りは光っている。8月小倉の博多S(2着)は逃げられなかったが、1着マサハヤドリームとは0秒3差。前走・大原S(1着)は超スローにうまく落とせたとはいえ、定量55キロを背負って牡馬相手に逃げ切った。福島の直線の坂は緩い。先手さえ奪えば、重賞でもやれるはず。ちなみに福島は昨年4月(桑折特別2着)に1回経験しているのが、なにげに心強い材料。

 《もうひと押し》東京11R・オーロカップは◎トウショウピスト。前走・スワンS(6着)は難敵相手に逃げ粘った。逃げなくても競馬はできるが、ここは再び単騎逃げ可能。ハンデ54キロを味方に粘り込む。

続きを表示

2017年11月12日のニュース