【船橋・習志野きらっとスプリント】新星スアデラ圧巻の重賞初V

[ 2017年7月26日 05:30 ]

<船橋・習志野きらっとスプリント>重賞初制覇を圧勝で飾ったスアデラ
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 短距離界にスター候補が誕生した。スポニチ賞「第7回習志野きらっとスプリント」が25日、船橋で行われ、本田正重騎乗の3番人気スアデラが6馬身差をつけて逃げ切り、重賞初制覇を飾った。管理する佐藤裕太師(42)も騎手時代を含めて、初の重賞制覇となった。

 「ハナへ行くつもりはなかったけど速かったから」。本田重は絶好のスタートを切ったスアデラを信じ、当初のレースプランを変更した。「直線は後続を待つくらいだった。追ったのは最後の1Fだけ」という完勝劇。12日のジャパンダートダービーでG1初制覇(ヒガシウィルウィン)を果たした乗ってる男が、また大仕事をやってのけた。佐藤太師は記念の勝利に「胸いっぱいです。短距離のスターホースとして育てていきたい」と満面笑み。次走は未定だが、秋の大目標はJBCスプリント(11月3日、大井)。ヒガシウィルウィンに続き、短距離界にも中央勢に対抗できる新星が船橋から現れた。

 ◆スアデラ 父ゴールドアリュール 母マサノミネルバ(母の父ラムタラ) 牝4歳 船橋・佐藤裕太厩舎 馬主・吉田照哉氏 生産者・北海道千歳市の社台ファーム 戦績13戦6勝 総獲得賞金4290万円。

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2017年7月26日のニュース