【寺下の変 特別編】1日阪神12R 大外枠から◎スマートグレイスが完封

[ 2016年10月1日 08:00 ]

 先週2場(中山&阪神)で逃げた馬の成績は【4・7・3・35】(48レース、延べ49頭中)。その複勝率は30%を割り込み、“逃げ馬フェチ”にとっては厳しいウイークエンドだった。開催最終週でも芝は内外関係なくコンディション。展開次第では十分逃げ切り可能だ。

 阪神12Rは◎スマートグレイス。前走(2着)は前半3F32秒7の超ハイペースで逃げながらも、勝ち馬と頭差に粘った。3着馬を2馬身半差も離しており、現級では明らかに力上位。芝&ダート問わず、千二の距離で逃げたレースは【2・1・0・0】と連対を外してない。大外枠でも非凡なダッシュ力を生かせば、先手を奪えるはず。単勝勝負で。

 阪神10Rは◎ナインテイルズ。千二初起用の前走(4着)は、楽に好位を追走して勝ち馬と0秒2差に粘った。道中の行きっぷりからスプリント適性は十分。内枠に入った今回は積極策に出るかも。道悪実績(2勝)も心強い。単勝勝負。

 阪神9Rは◎シーハリケーン。初ダートが鍵となるが、主戦の松山は「ダートの方が良さそう」と砂替わりを歓迎。続けて「揉まれ弱いので、行ければ行った方がいいかも」と積極策を示唆する。芝レースでみせた非凡な先行力は、芝スタートの当舞台で生きるはず。粘り込む。単&複勝勝負。
【阪神12R】

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2016年10月1日のニュース