【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】1日中山7R 休養効果でグリントオブライト一変

[ 2016年10月1日 08:00 ]

 秋のG1シリーズ開幕を告げるスプリンターズSに加えて、史上初の海外馬券発売となる凱旋門賞。今週は紙面がいくらあっても足りない状況で、仕事的にもイレギュラーなものが増えてバタバタだった。だからといって、通常の予想に手は抜けない。土曜はじっくり吟味した結果、中山7Rのグリントオブライトが勝負どころとみた。

 まず、17頭立ての多頭数ながら、メンバー構成が小粒な点が魅力。オッズが割れるのは確実で、どこから入っても配当的な妙味が大いに見込める。500万に昇級してから3→7→8着と着順を落としているグリントオブライトだが、ここ2戦とも勝ち馬とは3馬身半差で、着順ほど内容は悪くない。しかも、成長期の3歳牝馬らしく、前走後の約3カ月の休養で馬体が明らかにパワーアップ。美浦Wコースでの最終追い切りは長めから強めに追われ、ゴールまでしっかりと伸びる好調教を披露した。

 ライバルをを見渡すと、勝ちみに遅かったり、安定感に欠けるタイプばかり。初勝利を飾った中山芝2200メートルの舞台はベストで、鞍上にはリーディング独走中の頼れる戸崎。馬券を買いたくなる要素が満載だ。
【中山7R】

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2016年10月1日のニュース