【梅ちゃん先生 特別編】1日土曜中山11R マルターズアポジーの逃げ切りだ

[ 2016年10月1日 08:00 ]

 条件戦は格より体調というが、この1600万特別で体調の良さが際立っているのがマルターズアポジーだ。リフレッシュ放牧で見違えるような馬体の張り。9月21日の1週前追い切りでは時計のかかる不良のWコースで5F64秒3の自己ベストタイムをマークした。馬名通りのアポジー(英語で最高点)の仕上がりになっている。

 前走は1000万条件とはいえ、ゴール前で手綱を抑えて後続に3/4馬身差の逃げ切り。着差以上に余裕があった。今回は同型の先行型が揃ったが、テンのスピードは明らかに一枚上。労せず逃げを打てるだろう。田辺が当初騎乗予定だったクラウンレガーロの回避で再びコンビを組むのも心強い。昨年のラジオNIKKEI賞3着の素質を生かして昇級の壁も突破だ。

 ≪土曜中山6R ハマヒルガオの巻き返し≫砂に咲くのが浜昼顔。初ダートの前走は先行した馬が蹴り上げた砂をまともに浴びて嫌気をさしたが、ダートにフィットした走法だった。砂を浴びないように馬群の外からまくり上げれば一変できる。
【中山11R】

続きを表示

2016年10月1日のニュース