【中山大障害】バイオ快勝!うれしいG1初制覇

[ 2011年12月25日 06:00 ]

<中山大障害>障害を飛越するマジェスティバイオ(右・8番)

 暮れの名物レース「第134回中山大障害」は24日中山競馬場で行われ、道中後方から進んだ1番人気マジェスティバイオが直線で鋭く伸び、ディアマジェスティをゴール寸前で半馬身抜き去って快勝。鞍上の山本、田中剛師は共にうれしいG1初制覇となった。

 前走で柴田大からバトンを譲り受けたデビュー17年目の山本は「うれしいの一言です。ピンチヒッターだったが、しっかりと仕事ができて良かった。まだ若い馬。これからも頑張ってくれると思う」と悲願のG1初制覇に感無量だった。

 騎手時代、中山大障害を4回制した田中剛師は昨秋の開業後、初のG1制覇。騎手&調教師でのダブル制覇は史上7人目。指揮官は「開業当初は何カ月も勝てない時もあったけど、素晴らしい1年になった。山本くんには“1年で1回しか跳べない障害もあるから楽しんでこい”と。スタミナがある分、距離が延びたのも良かったんでしょう」と笑顔で振り返った。

 ◆マジェスティバイオ 父オペラハウス 母ハイグレードバイオ(母の父ヘクタープロテクター) 牡4歳 美浦・田中剛厩舎所属 馬主・バイオ 生産者・北海道平取町清水牧場 戦績22戦5勝(うち障害9戦4勝) 総獲得賞金1億8859万6000円。

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