歩様に乱れ…マイネルキッツ、メルボルンC断念

[ 2010年8月27日 06:00 ]

メルボルンC断念が濃厚となったマイネルキッツ

 オーストラリアG1・メルボルンC(11月2日、フレミントン競馬場)に挑戦する予定だったマイネルキッツ(牡7=国枝)は、歩様に乱れを生じたため、遠征を見送ることが濃厚になった。26日、国枝師が明かした。

 キッツは22日の札幌記念に出走(7着)後、25日に美浦トレセンに帰厩。26日になって歩様の乱れが分かった。国枝師は「レース直後は少し疲れているくらいかなと思っていたが、だんだんと(歩様が)ぎごちない感じになってきた」と説明。「前哨戦(コーフィールドC)をパスして本番だけというプランも考えたが、検疫や飛行機の便など、現実問題として厳しいと判断している。残念だが無理はさせられない」と語った。
 今後しばらくは厩舎で脚元の様子を見守る予定。「今のところ骨などに問題はないので、快方に向かえばジャパンC(11月28日、東京)あたりを視野に入れたい」と、国内G1戦線から再出発する予定だ。

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2010年8月27日のニュース