【29日札幌4R】“大物”良血馬、注目デビュー

[ 2010年8月27日 06:00 ]

札幌競馬場で調教を行うプランスデトワール

 北の大地で良血新馬がデビュー戦を迎える。札幌日曜4R(芝1800メートル)に出走するディープインパクト産駒のプランスデトワール(牡=藤沢和)だ。母スキーパラダイスは仏国で出走し、94年に来日。京王杯SCを優勝して安田記念5着。その年の仏G1・ムーランドロンシャン賞を制した実績馬。

 25日の芝コースでの追い切りは横山典が騎乗して、格上のオープン馬ピサノパテックと併せ馬。余裕十分の併入で大物感たっぷりの動きを披露した。横山典は「毛色(芦毛)もそうだけど、頭も小さくて母寄りの体形をしている。ここまで順調に来てるし、良い馬だよ」と好感触。藤沢和師も「おとなしくて扱いが楽な馬。馬体は450キロ台だが、まだまだ大きくなりそう。牧場(社台ファーム)も期待している馬だからね」手応えを語った。評判馬がズラリと並ぶ厩舎のデビュー一番星となるか注目だ。

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2010年8月27日のニュース