【新潟記念】丸山ドラゴン、初重賞へ一直線!

[ 2010年8月27日 06:00 ]

新潟記念に向けて調整するイケドラゴン

 ターフライターの平松さとし氏がレースのキーマンに直撃する「キーマンの懐へ」。29日の新潟記念でイケドラゴンに騎乗する丸山元気騎手(19)に迫った。

 ――丸山騎手はイケドラゴンに2度騎乗しましたが左右の回りに関係なくスタート直後、少し右へ行きたがる感じ?
 丸山 確かに少しヨレながら出る感じはあります。ただ、迷惑をかけないように修正できる範囲。そう気にする必要はないと思います。
 ――前走(七夕賞6着)は前々走(目黒記念2着)みたいに逃げなかった。
 目黒記念も逃げようと思っていたわけではありません。スタートは速いので今回も馬の気に任せるつもりです。
 ――前走ですが、最初のコーナーで大きく外へ。
 馬場のよいところを選んで走りました。ふくれてしまったわけではありません。
 ――しかし結果的にあれで番手を下げた上、馬群の外を回る形。苦しくなったようにみえました。
 折り合いはついていたし、乗っている分にはあれで苦しくなったという感じではありませんでしたよ。
 ――前半、少しハミをカムような面もある。
 そうですね。でも、前走は掛からなかったし、前々走も途中からは折り合って上手に走ってくれたのでそれほど気にはしていません。
 ――ハンデは据え置きの52キロ。
 大きな馬(前走時532キロ)なので軽いハンデは好材料です。
 ――東京や新潟のような大きなコースが良いという気がします。
 大型馬で跳びも大きいのでそれはあるかもしれません。いずれにしても今回の条件はよいと思います。
 ――2000メートルはこの馬にとって短くない?
 同じ2000メートルでも新潟の外回りならゆったり走れる。そういう意味で短くはないはずです。
 ――丸山騎手自身の重賞初制覇がかかる。
 先日は騎乗停止で多くの方に迷惑をかけてしまいました。少しでも取り返せるように一生懸命、頑張って騎乗します!

続きを表示

2010年8月27日のニュース