3週連続的中へ!万哲ブルースリ/JC

[ 2008年11月30日 06:00 ]

万哲のJC◎はオウケンブルースリ

 3週連続的中だ!!秋の競馬の祭典「第28回ジャパンC」は30日、東京競馬場でゲートイン。エリザベス女王杯、マイルCSと総額15万6030円を読者にプレゼントしている東西穴コンビは“新旧菊花賞馬”で勝負。万哲こと小田哲也記者は今年の菊花賞馬オウケンブルースリに自信の◎。マイルCSで10万7960円分の馬券プレゼント成功のオサム記者は1歳上の菊花賞馬のアサクサキングスを指名。3世代ダービー馬を一蹴してボーナス進呈だ。

【枠順
土曜気配


 名勝負=必ずしもハイレベルにあらず。2センチの死闘に酔った天皇賞・秋はレース自体も超A級だったか?答えはNOだ。前開催の東京は500万(10月11日、芝2000メートル)でスノークラッシャーがコースレコードに0秒2差の1分58秒2。近年屈指の高速馬場だった。古馬G1を行えば、レコード誕生は当然。ウオッカの1分57秒2は驚くに値しない。◎オウケンブルースリが見込み通りの化け物なら、古馬G1初挑戦の壁は打破できる。神戸新聞杯(3着)で接戦を演じたディープスカイが天皇賞でウオッカから鼻、首差の3着。ディープとの力関係を冷静に分析すれば、同じ3歳でも狙えるのはブルースリだ。

 (1)ディープに劣らぬ破壊力 なぜ、神戸新聞杯で負けたか?内田騎手の証言に重大なヒントが隠されている。
 「あの時は菊花賞の権利(3着以内)を獲ることがまず大事だった。ディープをマークしたつもりだったが、向こうは思った以上に前に行った上に、内をスイスイ通ったので…」。確かにダービーとは一転し、ディープは中団待機→イン突き。ブルースリは後方追走→外差し。通ったコースの差を考えれば、当時の0秒1差はないも同然。

 (2)舞台ベスト 東京2400メートルは最良の舞台の可能性が大だ。8月の阿賀野川特別(1着)では同じ左回りの新潟でコースレコードに0秒2差。音無師も「左回りの方が合う気がする」と認めている。父ジャングルポケットは同じ3歳時に01年ジャパンC優勝。血統的にも長い東京の直線で威力倍増だ。

 (3)出来万全 強調すべきは体調の良さ。菊花賞は「まだ余力が残っていた」と内田騎手も認める楽勝。タフな競馬で消耗が心配される天皇賞組、遠征帰りで調整が難しかったメイショウサムソンと比べても大きなアドバンテージがある。実際、最終追いの坂路800メートル52秒4は27日の4位の好時計。さらに迫力を増している。

 前で粘りたいマツリダゴッホ、メイショウサムソンを意識すれば、ウオッカやディープスカイはのんびりと構えていられまい。直線で二転三転の差し比べは、ブルースリに最高の展開。直線一気の差し脚でテイエムオペラオーを仕留めた父ジャングルポケットの再現だ。(小田 哲也)

 ▼万哲JC馬単の目=(1)=(13)、(1)=(9)、(1)―(4)、(1)―(2)、(1)―(5)、(1)―(11)、(1)―(14)

 ◆万哲3連単の狙い G1馬が力通りに好走するのが近年のジャパンC。左回りでもやれるはずのマツリダゴッホ、天皇賞上位組のウオッカ、ディープスカイを外すのは無謀。穴で面白いのはダイワワイルドボア。菊花賞(8着)は大外枠が響き、序盤で脚を使わされる不利。2月の500万2着時(東京芝2400メートル)の2分25秒8は今春のダービー(ディープスカイ=2分26秒7)を上回る好時計。東京の長距離戦はピッタリだ。外国馬では2年連続挑戦の意気込みを買ってペイパルブル。(1)の1着固定で(2)(4)(5)(9)(11)(13)(14)へ42点。

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2008年11月30日のニュース