ファイングレイン優勝/高松宮記念

[ 2008年3月30日 16:00 ]

高松宮記念で優勝したファイングレインと笑顔の幸英明騎手

 30日の中京11レース、第38回高松宮記念(芝1200メートル、G1)は、単勝4番人気のファイングレイン(牡5歳、幸英明騎乗)が1分7秒1で優勝した。

 中団6、7番手でレースを進めたファイングレインは、最後の直線で末脚を伸ばし、直線半ばで先頭に立ったキンシャサノキセキをクビ差で差し切った。連覇を狙った1番人気のスズカフェニックスはスタートでつまずく不利が響き3着だった。

 ▼幸英明騎手の話 強かったですね。4コーナーでは前の馬をかわせる手応えでした。ゴール前は際どくなりましたが、必死に追いました。本当にうれしい勝利です。

 ▼長浜博之調教師の話 馬も頑張ったし騎手もうまく乗ってくれた。20年以上調教師をやって古馬G1は初めてだし、ファイングレインも骨折を乗り越えてG1を勝ってくれて本当にうれしい。

 ◇ファイングレイン 5歳牡馬、父フジキセキ、母ミルグレイン。北海道千歳市の社台ファーム生産、馬主は社台レースホース。戦績は15戦5勝、重賞2勝目。獲得賞金は2億5470万円。

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2008年3月30日のニュース