市川團十郎が明かす 親子で「連獅子」は新之助の意思で実現!あらすじ同様、息子を「突き落とす」厳しさも

[ 2024年5月31日 17:36 ]

息子、新之助と舞う初「連獅子」への思いを語った市川團十郎
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 十三代目市川團十郎(46)が31日、大阪市内で大阪松竹座での襲名披露「十月大歌舞伎」(10月10~26日)の取材会を行った。

 約2年続いた襲名披露も大阪で締めくくりとなり、長男の市川新之助(11)と初めて舞う「連獅子」(夜の部)も話題。團十郎は、この上演話が持ち上がった時に新之助本人が「やりたい」と申し出たことを明かした。「私はもう少し先がいいのでは?と思っていたけれど、本人が“やりたい”って言うので。(大変さを)“分かってんの?”とも思ったけど、本人の意思ですから」と、頼もしく成長する息子に目を細めた。

 ただ、親獅子が子獅子を突き落とし成長を見守る「連獅子」のあらすじになぞらえ「今回は放っとこうかな?と。突き落とすという作業を、私自身も彼に足そうと。あまり余計なことは言わず、怒りもせず、褒めもせず。1回彼を突き落として、彼がどうやって受け止めて這い上がって来るか。葛藤、苦しみを舞台の上で表現していくか。自分で“やりたい”と言ったわけですから十分、突き落とされる覚悟はできてるんじゃないですか?」と厳しい横顔ものぞかせた。

 前日、30日には大阪・道頓堀で市川家伝来の「にらみ」を披露。「苦労して準備をしてもらった中で、やらせてもらって、私自身はいろんなものを背負ってやっているという感謝があった」と振り返った。ただ劇場外、幕引きもなく静かに終わっていくイベントに「皆さん動画撮ってたりして、無音の中で幕もなく、自ら終わるというメンタルの強さだけは褒めて欲しい。普通できないですよ。何事もなく終わっていく強靱(きょうじん)なメンタルは“さすがオレだな”と」冗談めかし笑わせた。

 公演は「雷神不動北山櫻」(昼の部)、「義経千本桜」「一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)」「口上」「連獅子」(夜の部)で10月10~26日。

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