安住紳一郎アナ 紅こうじ問題に「結局原因は何なのか、まだわからないという現状が不安を煽っている」

[ 2024年4月2日 12:04 ]

TBSの安住紳一郎アナウンサー
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 TBSの安住紳一郎アナウンサー(50)が2日、メインキャスターを務める朝の情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)に出演。小林製薬(大阪市)が製造した「紅こうじ」のサプリメントを摂取した人の健康被害が相次いでいる問題についてコメントした。

 厚生労働省は1日、「紅こうじ」サプリメントに関する健康被害の入院者が、3月31日時点で157人になったと同社から報告を受けたと明らかにした。同社に寄せられた相談件数は約2万2千件となった。

 また、日本腎臓学会は1日、独自調査で腎障害を確認した47人の分析結果を公表。46人は「紅麹コレステヘルプ」を服用。残る1人は「ナイシヘルプ+コレステロール」を服用し、この商品服用後の健康被害判明は初めてとみられる。初診日は昨年11月以降で、約8割が今年1月以降に受診していた。40~69歳が9割を占め、死亡例の報告はなかった。

 このニュースが「ニュース関心度ランキング1位」となり、番組で取り上げた。安住アナは「プベルル酸という言葉が出てきましたが、プベルル酸は毒性が強いことで知られていますが、人体への影響は不明で、健康被害の原因とわかるまで時間がかかりそうだ、ということです。腎臓への影響もよくわかっていないということで、プベルル酸以外の物質は腎障害を引き起こした可能性も十分にある、ということです。腎臓への影響を調べるためにですが、動物実験なども行う必要もあり、実験には数カ月かかる可能性もあるということです」と説明した。

 そのうえで「結局原因は何なのか、まだわからないという現状、また逆にこれが不安を煽(あお)っているという側面があるのかと思います」と見解。「健康被害の報告がおよそ8割が今年1月以降に集中していることがわかりました」とも付け加えた。

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