安住紳一郎アナ 「私も好きな写真があるんですが」パンダのタンタンの死に「ありがとう、そしてサヨナラ」

[ 2024年4月2日 10:58 ]

TBSの安住紳一郎アナウンサー
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 TBSの安住紳一郎アナウンサー(50)が2日、メインキャスターを務める朝の情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)に出演。1日に死んだ神戸市立王子動物園のジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」を追悼した。

 6時前のトークで、安住アナは「ジャイアントパンダのタンタンが旅立ちました」と取り上げ、「ジャイアントパンダの中でもタンタンは少し体が小さくて、パンダの中でも超の付く丸顔。本当に愛くるしい姿、たくさんのファンがタンタンのことを好きでした」と伝えた。

 「私も好きな写真があるんですが」とタンタンの日常の写真を公開。「とても賢いパンダで、血液検査、血圧を図る時はちゃんと手を出しますし、聴診器を当てるとお腹出しますし、レントゲンなのかCTなのか、ちゃんとお腹を出して肩を前のほうに出すんですよね」としみじみ。「タンタンありがとう、そしてサヨナラ」と追悼した。

 そのニュースでも「かわいらしい」「愛くるしい」という言葉を何度も使い、「ほんとに市民に愛されていることがわかると思います」と説明。「たくさんの楽しい時間をありがとうございました」と感謝の言葉も口にした。

 タンタンは国内最高齢の28歳で雌だった。中国の専門家らによると、人間では80代~100歳近くに相当し、心疾患の治療や新型コロナウイルスの影響で、中国への返還が延期されていた。

 園によると3月31日深夜、タンタンが心肺停止となり、獣医師らが心臓マッサージなどの蘇生処置をしたが回復せず死んだことが確認された。死因は心疾患に起因する衰弱死としている。

 タンタンは繁殖研究の目的で2000年に来園。阪神大震災からの復興に向け明るい話題となり、震災遺児らが出迎えるなどし、市民やファンらに愛された。当初は20年7月に中国に返還予定だったが新型コロナの影響で輸送の航空便の予定が立たず、21年には心疾患が判明。中国側と協議し、治療が必要で輸送のリスクも高いとされ、園での飼育を継続していた。

 22年春からは体調を考慮し、一般公開を中止。昨秋以降、食欲や運動量が低く、睡眠時間が長い状態だった。今年3月中旬ごろから液体の栄養食も口にしないなど病状が悪化し、投薬も難しくなっていたという。

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