橋下徹氏 自民“口移しチップ”懇親会「公費ではない」に激怒「領収書も使い道も示さず…誰も信用しない」

[ 2024年3月10日 12:58 ]

橋下徹氏
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 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が10日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。自民党和歌山県連が主催し、党青年局幹部や近畿の若手地方議員らが参加した会合に、露出の多い衣装の女性ダンサーを複数招いていたことについて言及した。

 懇親会ではダンサーに口移しでチップを渡す参加者もいたといい、その場にいた青年局の藤原崇局長(衆院岩手3区)と中曽根康隆局長代理(群馬1区)はいずれも局長、局長代理を辞任した。

 県連青年局長の川畑哲哉県議は女性ダンサーを招いた理由について、和歌山市で記者団に「多様性の重要性を問題提起しようと思った」と釈明。会合は昨年11月、国会議員や近畿ブロックの地方議員ら計30~40人を集めて和歌山市のホテルで開いた。女性ダンサーは5人だった。

 橋下氏は、藤原、中曽根両氏がともに「(ダンサーの体に)触っていない」と言い、この懇親会について調べるとした自民党の梶山弘志幹事長代行が「費用に公費が出ていないことだけは確認できている」と強調したことに触れ、「“触っていない”というこの言い訳、この会合自体、これが適切な政治活動なんですか?それから“公費ではない”、僕はここが本当に腹が立ちます」と強い口調。腹が立つ理由について「先週やっと確定申告が終わりましてねえ、やればやるほど腹が立ってしまうのが、これ“公費ではない”と言うんですけど、自民党は領収書も出さない、使い道も示さない、政策活動費とか旧文通費とか、ばく大なお金、政策活動費だけで5年間で50億円とか、そんなお金ですよ。使い道を示さないお金を持っておいて、こういう会合には公費は当たっていませんって言ったって誰も信用しないじゃないですか。使い道を明らかにしないんですから」と話した。

 そして「だから、公費であるのか、公費でないのか、そこをきちっと言い訳で使うのだったら、使い道を全部明らかにした上で、これは公費は充てていませんよ、公費を使いましたってことを初めてそこで言えるんですよね」と指摘。

 そのうえで「公費ではないと簡単に言うんですけれども、政治家が使うお金は基本的に非課税なわけですから。非課税というのは、税金が免除なわけです。何に使おうが、適切な政治活動にしか使っちゃいけないんです。これが政治活動ですか?」と批判した。

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