「ふてほど」無理があるにもほどがある!? 実は“知る人ぞ知る”「イケメン→古田新太」の大変身

[ 2024年2月27日 10:09 ]

金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第5話。昭和の犬島ゆずる(錦戸亮)(C)TBS
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 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は今月23日、第5話が放送された。俳優の錦戸亮(39)が5年ぶりの民放ドラマ&地上波ドラマ復帰を果たし、オンエア終了後には「亮ちゃん」「錦戸くん」がX(旧ツイッター)トレンド入りの大反響。また、令和の姿が俳優・古田新太(58)という点も大きな話題を集めた。

  <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 第5話は「隠しごとしちゃダメですか?」。犬島渚(仲里依紗)から「父親に会ってほしい」とホテルのラウンジに連れられた小川市郎(阿部サダヲ)は、犬島ゆずる(古田新太)と対面。ゆずるは市郎の一人娘・純子(河合優実)の夫となる人物ということが発覚する。

 若き日のゆずる(錦戸亮)は、ディスコ「マハラジャ」で純子と出会い、結婚へ。ゆずるは地元の神戸に戻り、家業の仕立屋「テーラー犬島」を継いだ…という展開。

 令和でゆずる(古田)と対面した市郎。若き日のゆずる(錦戸)の写真を見て、「…面影ってものがあるんだよ、普通。どんなに時間が経ってもね」と驚く。ゆずる(古田)が「(面影)ないですか?」と聞くも、「ないね、全然。これ別人だわ」とバッサリ。渚にも「私も子供の頃からずっとだまされてるんじゃないかって…」と言われてしまう始末だ。

 ネット上でも「錦戸亮からの古田新太は面影なさすぎな?!笑」「1番笑ってしまった」「まってww錦戸亮が古田新太になるのw」と驚く声が続々と上がった。

 「別人だわ」と言われてしまった古田だが、実はこのパターンは過去にも存在する。

 2012年1月からテレビ朝日系で放送されたドラマ「13歳のハローワーク」では、横山裕演じる高野清文の22年後の姿として古田が登場した。

 さらに22年4月からテレビ朝日系で放送されたドラマ「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」では、主演・山田涼介演じる丸谷康介の30年後の姿として登場するなど、「イケメン→古田新太」のパターンはもはや“定番”となりつつある。

 過去の2作品を知るファンからは「山田涼介が古田新太になるなら錦戸亮も古田新太になるのか……なるのか???」「#俺かわ で山田涼介くん #ふてほど で錦戸亮ちゃん」という声も上がった。

 一方で「錦戸亮が古田新太にならないとか山田涼介が古田新太にならないとか言ってるヤツはふるちんの何も知らない」と、古田の若き日の姿を推す声や、「錦戸亮が古田新太になるって、普通はそうはならんやろ案件なのに、後半の展開で視聴者にその変化が頷ける一つの理由とその身に降りかかった惨い悲劇の重みを一気に感じさせる作劇はクドカンにしかできない見事なトラジコメディだと思う」と、話の展開によって“違和感がない”という声も。

 初回(1月26日)から爆笑に次ぐ爆笑を誘ってきたが、中盤を迎え、号泣展開を迎えた「ふてほど」。今後の展開はいかに…。次回は第6話「昔話しちゃダメですか?」(3月1日)が放送される。

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