堂本剛、百田夏菜子との結婚に初肉声　被災者らに思い寄せ「苦しいけど、だから一度きりの人生を」

「KinKi　Kids」堂本剛
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　「KinKi　Kids」堂本剛（44）が、20日放送のbay　fm「堂本剛とFashion＆Music　Book」（土曜後10・00）に出演し、「ももいろクローバーZ」百田夏菜子（29）との結婚について言及した。

　2人は11日、連名の書面で「この度、堂本剛と百田夏菜子は結婚いたしました事をご報告させていただきます」などと結婚を報告。堂本が肉声で結婚について発言するのは、今回が初めてとなった。

　番組にはファンからも祝福の便りが多数、寄せられ、「私、結婚させていただきましたので、そこにちょっと読み切れないくらいの祝福メッセージをこのラジオにもたくさんいただきました。本当にありがとうございました」と感謝した。

　いくつか祝福のメッセージを読み上げた堂本は、「自分自身がラジオを通してメッセージを読ませていただいて、人を思うこと、愛だったり、平和ということだったり、自分の視点で伝えてきたと思います。そのすべてが本当に伝わっていたんだなと実感できるお言葉、お心、愛にあふれていて、想像していた以上の温もりがあって、自分自身も感謝しかありません」と思いを伝えた。

　堂本は17年に突発性難聴を患った。「人生というのは一度きりだなということを強く思いながら、数年間、過ごしています。もともと自分の命のことを深く考えて生きた時もあって、体を壊して。闘いは続いていますけど…」と本音を告白。元日に発生した能登半島地震の被災者にも思いを寄せ、「震災のことだったり、世の中がやっぱり大変な中で、世界でもそういったものがある中で、大変なことがずっと続いております。自分自身のことでたくさん、こうしてお祝いしていただけるのはすごくうれしいんですけど、今でもたくさんの方が苦しんで生きていることをより深く感じながら、この日を迎えた感じです」とも話した。

　自身の幸せの中にも、苦しんでいる人たちへの思いを忘れない、堂本らしい配慮もあった。「自分自身が幸せだなと感じている時こそ、そういう人たちがたくさんいると思っていて、苦しいけど、だから一度きりの人生、一度きりの自分の命というものが大切なものと深く感じている今ですし、本当に応援してくれる、愛にあふれた皆さんの人生も大切なもので、どっちが大切で、大切でないということはなく、みんなが大切」と、リスナーに呼びかけた。

　また「もちろん日常はいろいろ変わっていくとは思いますけど、今までと変わらず自分の人生を生きていくのみで、自分らしく生きていくのみで、そして愛と平和について常に心のピントを合わせながら、いろいろな時間を過ごしていきたい」と、思いを伝えた。