東野幸治 西川きよしの故坂田利夫さんへ愛あふれるエピソード披露「男が惚れてしゃべるのはそういうこと」

[ 2024年1月20日 11:17 ]

東野幸治
Photo By スポニチ

 お笑いタレントの東野幸治(56)が19日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」(金曜深夜1・00)に出演。タレントの西川きよし(77)が12月29日に老衰のため82歳で亡くなったお笑い芸人の坂田利夫さんへの愛あふれるエピソードを紹介した。

 西川は妻でタレントのヘレンも含め、坂田さんとは売れない時代から親交が深かった。東野が自身も出演するABCテレビ「東西芸人いきなり!2人旅」で追悼番組を提案したところ、「あれよ、あれよと再放送をするんですよ。追悼という意味で、坂田師匠とハライチの澤部君の東西芸人いきなり!2人旅を」とPRした。

 東野は「再放送の番組の中で、きよし師匠とかが坂田師匠への追悼のコメントを撮ったんですって。俺は(番組の)頭でこういう理由で特別に再放送しますけど、みなさん大いに笑って、坂田師匠の話を懐かしんでくださいねっていうフリの部分を1分くらいしゃべった。僕はそれで終わったんですよ。(スタッフから)“東野さん実は、きよし師匠なんですけど”」と西川の追悼コメントの件で相談を受けたことを明かした。

 東野は、坂田さんの追悼番組で2分程度のコメントを求められた西川が「分かった、分かったって言って、カメラ回したら15分しゃべったんですって」と苦笑いしながら紹介。「(スタッフも)もういいですって止められないんです。思いがあるから。昔からきよし師匠と坂田師匠とヘレンさんの関係性もあるのよ。売れない頃に、坂田師匠はアホのキャラでスターで、ヘレンさんは新喜劇で外国人やけど大阪弁ベラベラで、きよし師匠が一番仕事がなかった。給料ないから3人で100円、50円のおかずで白ご飯を食べながら苦労されたのはわかるんですよ。15分喋ったんですよ」と説明した。

 東野はさらに「スタッフも“OKです。2分にしときます”って。きよし師匠の中では体感2分やった。結果15分。ずーっと15分しゃべって、スタッフも関係性を分かってるから“分かりました”とその日は終わった」とした。しかし、翌日。西川のマネジャーから番組スタッフに連絡があり「ちょっと納得できないからもう1回撮りたい」と連絡が入った。事情をスタッフから聞いた東野はあ然として「おう。ほんなら、またな」としか返せなかったという。東野は続けて「もうきよしで1時間やれやって。そんなにしゃべることあんねやって」と爆笑した。

 東野は追悼番組について「その番組を見たらきよし師匠の追悼コメントがあるんですけど、そう思って見てください」とPR。「男が男に惚れてしゃべるっていうのはそういうことやから。それを2分でパッケージしようとするテレビ局の気持ちがアカン。傲慢。いやいや、30分しゃべってもらわんと」と番組スタッフにダメ出し。最後は「やっぱりきよし師匠っておもろいなと思って。きよし師匠、坂田師匠本当にありがとうございます」と締めくくった。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年1月20日のニュース