中村メイコさんの死因は「肺塞栓症」 日本でも増加傾向 突然死することも

[ 2024年1月8日 05:09 ]

77年、紅白歌合戦の司会者発表をする(左から)紅組応援団長・中村メイコさん、紅組司会の佐良直美、白組司会の山川静夫、白組応援団長・三波伸介さん
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 天才子役として2歳から映画やドラマに出演し、マルチタレントの草分けだった女優の中村メイコ(なかむら・めいこ、本名神津五月=こうづ・さつき)さんが昨年12月31日午後10時45分、肺塞栓症のため都内の病院で死去した。89歳。東京都出身。所属事務所のホリプロが7日、発表した。

 ▽肺塞栓症 飛行機やデスクワークで同じ姿勢を取り続けることなどによりできた血栓が肺動脈をふさぐことで起こる。急性肺血栓塞栓症の場合は「エコノミークラス症候群」と呼ばれる。高齢者や肥満の人に加え、骨折やがんなどの既住歴があると発生しやすい。血流の遮断範囲などにより症状はさまざまで、無症状のケースもあれば、肺動脈主幹の閉塞により突然死することもある。欧米で発症頻度、死亡率ともに高いが、近年では日本でも増加傾向。

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