ジャルジャル、今年は2人で吹田市二十歳式典参加 昨年は緊急事態…市長が息子・後藤淳平に「君のせいや」

[ 2024年1月8日 12:35 ]

ジャルジャルの後藤淳平(左)と福徳秀介
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 お笑いコンビ「ジャルジャル」が8日、パナソニックスタジアム吹田で開かれた大阪・吹田市「二十歳を祝う式典」にゲストとして出席し、祝福した。

 同市では、18歳ではなく20歳になる人を対象に式典を開催する。昨年の式典でもゲストだったジャルジャルは、後藤淳平が濃厚接触者となり急きょ欠席。福徳秀介が、相方の父で吹田市長の後藤圭二氏と漫才を披露。市長が息子の代わりを務め緊急事態を乗り越えたことが話題となったが、今年はコンビそろっての登場となった。

 20歳の出席者に、福徳は「皆さん同期なんですよ、ジャルジャルも結成20年。あの頃にちょうど生まれた子たちやと思うと…」と感慨深げに呼びかけた。だが、思いは昨年に。「吹田に縁あるほうの後藤が欠席。縁ないほうが来て吹田市長と漫才するはめになった」と回想。後藤も「(後藤市長が台本を書いた)ミルクボーイ風の漫才で…配信で見てたけど、ひやひやした。福徳がつくったんやないんや、と」と笑った。

 その後ネタへと移行したが、途中で後藤市長が乱入した。「親子共演や!」と騷ぐ福徳の横で、「後藤P(パパ)です」と自己紹介。「“いつまでやらすねん”っていうヘルプのオーラ出ててたから、そろそろ助けに入らんと、と」と救世主を気取ったが、「それは勘違いやわ」と息子につっこまれた。

 後藤市長は「何も用意してへんやろ。適当にしゃべったら終わると思ってるやろ」と2人に指摘。「変な空気漂ってる…」と会場の雰囲気を察知した福徳に、「君らや!変にさせたんは」と返し、そこから3人でのアドリブトークを展開した。

 福徳が「去年も20分くらいこの空気でしたよ」と振り返ると、後藤市長が今度は息子を指さし「君のせいや」。「ヘラヘラ漫才で、今21歳の子はかわいそうやった。でもニュースに取り上げられて」と苦笑いの福徳に、「(式典の動画が)当日30万アクセスや!」と大反響を喜ぶ後藤市長。息子からは「劇場でミルクボーイに謝ったんやから!父が勝手にごめんなさい、って」と、M-1王者の漫才スタイルを“パクった”台本に物言いがついた。

 最後は、屋外での式典で「寒い上に、寒いトリオの話聞かせて…」と市長自らがお詫びし、笑わせていた。

 なお式典の冒頭には、1日に発生した能登半島地震の犠牲者に対し黙とうが捧げられた。 

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