冨永愛の長男・章胤 男女逆転「大奥」で初ドラマ&初演技「下手なりに」吉宗役の母に続く大舞台 奉公人役

[ 2023年11月14日 22:45 ]

ドラマ10「大奥 Season2」第17話。冨永愛の長男・冨永章胤(中央)が演技初挑戦&ドラマデビュー!呉服の間に奉公する池谷役を演じた(C)NHK
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 “男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)は14日、「幕末編」第17話(Season1から通算)が放送され、今年1~3月の「Season1」で8代将軍・徳川吉宗役を熱演して大反響を呼んだモデルで女優・冨永愛(41)の長男・冨永章胤(あきつぐ、18)がドラマ初出演を果たした。昨年9月に芸能界デビューし、演技自体も今回が初挑戦。冒頭、原作漫画にも登場する奉公人役で事前告知なしのサプライズゲスト出演をし「下手なりに頑張りました」と母と並ぶ初の大舞台を振り返った。

 <※以下、ネタバレ有>

 原作は漫画家・よしながふみ氏の同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は幕末・大政奉還まで初めて映像化。2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」も手掛ける森下佳子氏が、今年1~3月の「Season1」(全10話)に続いて脚本を担当。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが謎の疫病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅の道を切り拓く姿、開国・攘夷・大政奉還・江戸城無血開城という激動の時代を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。

 第17話は、徳川家定(愛希れいか)を父・徳川家慶(高嶋政伸)から守るべく、瀧山(古川雄大)が大奥取締役に。そして、正室として輿入れしてきたのが胤篤(福士蒼汰)。薩摩が内部から幕政を操るために送り込んだ者として警戒していた瀧山と家定だが、その美しい容姿に圧倒される。どこかつかみどころがなく、聡明な胤篤に、瀧山は油断禁物と心配。一方、家定は徐々に距離を縮める。13代将軍の様子に安心した阿部正弘(瀧内公美)は、開国派と攘夷派に分かれ、意見がまとまらない井伊直弼(津田健次郎)や堀田正睦(高木渉)ら老中に挟まれながらも、託された役目を果たそうと奔走し…という展開。

 章胤はこの回にゲスト出演し、開始1分、呉服の間に奉公する池谷役で登場。「(瀧山と胤篤、どちらが男前か、という噂話に)伝説のお万の方(Season1に登場した3代・徳川家光の側室=福士蒼汰)様とはあのような方と思わんばかりの」と興味津々な青年を演じ、一連の1シーンながら存在感を示した。胤篤の美貌を称賛する奉公人は原作にも登場。ドラマオリジナルの設定として「呉服の間・池谷」と役名が付けられた。

 同局を通じてコメントした章胤は「今回、ドラマ初出演だったんです。現場に行ったら、とても緊張して、しかも『ああしよう、こうしよう』って思っていたことができなかったことが何度も何度もありました。でも、共演させていただいた俳優の皆さんに、たくさん助けていただきました!本当に感謝しています!」と初体験の現場を述懐。

 「『こうした方がいい』とか、NG出した時は『大丈夫だよ』と声を掛けてくださったり、本当に優しい先輩たちと共演できて、とてもうれしかったです!ありがとうございました!」とサポートに謝意。「下手なりに頑張りましたので、僕をドラマの中で見つけたら注目していただけると、うれしいです!」と呼び掛け「『大奥』に出演できて、よかったです!この経験を今後に活かして頑張っていきます!」と、さらなる飛躍を誓った。

 章胤は2005年3月27日生まれの18歳。1メートル79の母を上回る1メートル88の長身を生かし、昨年9月に発売された雑誌「VOGUE JAPAN」で親子共演。初めて名前を明かし、芸能界デビューした。今年8月に開催された男性ファッション誌「メンズノンノ」(集英社)の第38回モデルオーディションに参加し、グランプリを獲得。今後は専属モデルとして活動すると発表していた。

 母・愛は「Season1」で“名将軍”吉宗役を熱演。時代劇初挑戦ながら、見事な乗馬シーンや原作イメージに忠実なリアルな表情を再現した。その演技は放送毎にSNS上のトレンドを席巻した。

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