徳光和夫　杉下茂さん、北別府学さんを追悼　「変化球で針の穴を通す」「元中日の大エース」称える

徳光和夫
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　フリーアナウンサー徳光和夫（82）が17日、ニッポン放送「徳光和夫　とくモリ！歌謡サタデー」（土曜前5・00）に生出演。12日に97歳で死去した「フォークボールの神様」こと元中日投手の杉下茂さんと16日に65歳で死去した元広島投手で野球解説者の北別府学さんを追悼した。

　昭和のプロ野球を彩った名投手の相次ぐ訃報。徳光は「プロ野球では大きな訃報がございました」と沈痛の様子で伝えた。

　北別府さんについては「山本浩二さんも非常に心配していらっしゃいまして。入院加療中だったんじゃないかと思いますので。昔、阪神の小山さんというピッチャーがいらっしゃいましたが、北別府さんは変化球で針の穴を通す。スライダーを同じ所に10球投げろと言われたら10球とも同じところに投げる」と語った。

　さらに杉下さんについて「元中日の大エース。フォークを日本で一番最初に投げましたのが杉下さん」と功績をたたえた。「本当にいい人でした。江川も育ったし、桑田も育ったと思います。僕らはおじいちゃん、おじいちゃんって呼んでて、本当にお世話になりました。ご飯も一緒に食べさせてもらいましたし。ご冥福をお祈りいたします」と偲んだ。