劇団ひとり　唯一、デジタル化しちゃいけないと思うもの「奥さんは勢いでいっちゃうタイプだから」

劇団ひとり
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　お笑いタレントの劇団ひとり（46）が17日、テレビ朝日「中居正広のキャスターな会」（土曜正午）に出演。デジタル化をしてはいけないものについて力説した。

　番組では「マイナンバーカードは世界を便利にする。日本と世界のデジタル化を比較」としてマイナンバーカードについて特集。世界一のデジタル大国であるデンマークについて、「フォーサイト」元編集長の堤伸輔氏は「デンマークは1位なので、ほとんどの行政サービスがオンライン上で受けられるようになってます。例えば、婚姻届もそうですが、離婚届も1回押せばできる。デンマーク政府のサイトを見たら怖くなる。唯一、手数料は払わないといけないんですけど、押しちゃうと離婚手続きが進んじゃう」と解説した。

　すると、劇団は「いや、離婚はちょっと不便にしておかないと。勢いでケンカしてワーってなったら、押しちゃう。書いているうちに、（役所に）持っていくうちに、は～って、立ち止まれるじゃないですか。こっちはアナログのほうがいい。もっとアナログのほうがいい。離婚だけは役所も山奥に作ったほうがいい。その間に考え直せるから」と主張。「奥さんは結構、勢いでいっちゃうタイプだから怖いですよ」と訴えた。

　堤氏は「国によってはエストニアという国も8番目ぐらいにデジタル化してるんだけど、たいていのことはオンラインでできるけど、離婚だけはちゃんと役所に来てくださいとなっている」と説明。これに、劇団は「俺はエストニア派かな」ともらしていた。