大仁田厚 おしゃれだった故・ジャイアント馬場さん「グッチに入って行ったんです。奥から女性が…」

[ 2023年6月13日 15:20 ]

大仁田厚
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 プロレスラー大仁田厚(65)が13日、文化放送「くにまる食堂」(月~金曜前11・00)にゲスト出演し、かつて付け人を務めた故・ジャイアント馬場さんのおしゃれ逸話を披露した。

 大仁田は馬場さんが興した全日本プロレスに弟子入りし、1974年にデビュー。若手時代は馬場さんの付け人を務めた。独立後は米国にも渡り、武者修行もした。

 トークでは、馬場さんの付け人時代の失敗談を続々と披露。そのうちの一つが、巡業先へ持っていく馬場さんのズボンを忘れたというものだった。「馬場さんの普段のズボン(を忘れた)。あのころは宅急便とかないから、すぐに東京から送ってもらうわけにもいかないから、しょうがないから、真っ赤っかのジャージーで1カ月間(過ごしてもらった)」と明かした。

 当時のプロレス巡業は、一度出発すると長期遠征が当たり前。大仁田は「あのころって土日だけじゃないから。月、火、水、木、金、土、日までずっと入ってる。30連戦とか入ってるわけです。ずーっと地方を回ったりするんですよ。(馬場さんは)ずーっと真っ赤っかのジャージー」と、説明をまじえて振り返った。

 パーソナリティーのフリーアナウンサー野村邦丸が「馬場さんはダンディーでおしゃれだった」と話すと、大仁田も「そう、意外とおしゃれ」と相づちを打った。大仁田が米国にいたある日、馬場さんがCM撮影のためハリウッドに来たことがあったという。「たまたまアメリカにいたから、付いて行ったんです。そしたら、なんとあのグッチに入って行ったんです。奥の方から女性が、“馬場さん、靴ができました”って。グッチの靴」。すると、野村が「16文…」と馬場さんの得意技、16文キックを思わせるつぶやきで笑わせた。

 大仁田は「グッチの靴ですよ?特注。それも1足じゃないですよ?3足も、4足も」と、驚きをもって回想した。豪快な買い物の反面、小銭レベルにも厳しかったという。「(馬場さんの)ズボンの中に入っている小銭とか、コーヒーを買ったりいろいろしなきゃいけないから、俺、盗むわけじゃないけど、盗むんですけど(笑い)。“おい、何百何十円、入っていただろう…”って。細かいんですよ」と、極端なエピソードも明かしていた。

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