紫吹淳 恩師・羽山紀代美さんの訃報に涙止まらず…「身体の一部をもぎ取られた様な思いです」

[ 2023年6月13日 22:41 ]

紫吹淳
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 女優・紫吹淳(54)が13日、自身のインスタグラムを更新。「恩師」宝塚の振付師・羽山紀代美さんの訃報に「身体の一部をもぎ取られた様な思いです」と追悼した。

 紫吹は「10日………Cotton ClubのLIVE中に恩師 羽山紀代美先生が旅だたれました」とライブ中に恩師の羽山さんの訃報を知ったことを明かした。「何故なのか…宝塚時代に先生に振付して頂いた場面の曲をLiveのオープニングで歌っておりました」と振り返った。

 続けて「マコちゃん先生の愛称で宝塚の生徒に慕われとても強い方でした」とし「その姿は本当に逞しく時にクールでそんな先生を私はいつしか父さんと呼ぶようになりました」と思い返した。

 また「宝塚時代 まだ下級生16歳だった私を天塩に掛けて育てて頂きました」とし「人としてのあり方 宝塚の男役としての美学 ある時は弱り切っている私にティッシュの箱をポンと私の目の前にクールに置いて下さるそんな先生でした」と回顧。

 「私が今も尚こうして紫吹淳として生きていられるのは羽山先生のお陰です」と感謝し「先生に教えて頂きました事は頭から足の先まで私の身体の中で息づいております」と記した。

 「目でものを言う…指先で語る…背中で語るet cetera et cetera et cetera~」と恩師の指導を振り返り「私だけではなく110年という宝塚の歴史の中で 沢山の生徒が先生に憧れ先生から学び 教えをこい 皆んなに先生の魂が 血と肉となり注がれています 先生の色や匂いを感じる瞬間その時間はこれからも決して消える事なく さらに輝きを放ち続け生き続けるものだと思います」と記した。

 「私の中でも…恩師とのお別れはこんなにも辛く苦しいやり切れない思いなんですね」と寂しさをつづり「身体の一部をもぎ取られた様な思いです」と心境を明かした。さらに「そして涙ってこんなに止まらないものなの…」と涙が止まらないとした。

 それでも「まだまだ時間はかかりそうですがいつか…羽山紀代美先生に捧げるダンスが踊れたら…」と前を向いた。そして「父さん これからも私を 父さんのその素晴らしい色と香りで導いて下さいね」と追悼した。

 羽山さんは宝塚歌劇団の元星組娘役。1961年に入団の47期生。同期生に若みゆき(現鳩山幸、鳩山由紀夫夫人)がいる。73年に退団後は歌劇団振付家として活躍。数多くの作品を手がけ、歌劇団のレッスン講師としても活躍した。2014年には宝塚歌劇団創設100周年記念で創設された「宝塚歌劇の殿堂」に、振付スタッフとして殿堂入りを果たした。

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