ノブコブ吉村「お互い信頼はなかった」相方・徳井との“不仲説”に本音「個々なら活躍できるけど…」

[ 2023年6月13日 15:56 ]

「平成ノブシコブシ」吉村崇
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 平成ノブシコブシの吉村崇(42)が、12日深夜放送のTBS「賞金奪い合いネタバトル ソウドリ~SOUDORI~」(月曜深夜0・58)にゲスト出演。相方・徳井健太(42)とお互いの仕事について語り合い、本音を打ち明けた。

 近年、コンビでの仕事はほとんどなく、それぞれが得意な分野で単独で出演する機会が多い「ノブコブ」の2人。「『ノブシコブシ』としてはしゃべってない」という2人が、この日の放送では2人きりで真剣に仕事について語り合った。

 2人はそもそも、目指す場所が違うという。徳井は「日本一おいしいごはん屋さんになりたい人と、俺は意外と料理できたからやってみたけど、日本一になりたいというよりも、町中華とかいろいろやった方がいいかもなっていう感覚」と説明し「天下を取りたいと思ったことがない」と告白。芸人としての方向性の違いに、吉村は「まいったね」と頭を抱え「当時は、お互い信頼なかった」と明かした。

 吉村は、「個々で出たらいろいろ活躍できるけど、不思議なもんで、コンビで出たらお互いの能力を削り合う珍しいコンビよね。どっちも遠慮しちゃうよね」と、コンビで出演するよりも単独の方が活躍できると分析。徳井は、吉村がキャラクターを確立させ、情報番組やグルメ番組で活躍するのを見て「吉村がそっちにハマってって、逆に俺がお笑い特化の番組とかコーナーに出られているときは凄く楽だったから、吉村も一人の方がやりやすいだろうし、俺も俺で10~15年目の間とかは、M―1、キングオブコントのおかげでギスギスしてたから、これ以上一緒にいたら解散とかになるだろうなって思ってた」と、解散危機だったことも告白。「そんなときに吉村がバーンって売れてったから、今となっては良いことだった」と打ち明けた。

 吉村は、自分がテレビ露出が増えていくことに対する徳井の思いを勘違いしていたといい「コミュニケーション不足だね」と反省。吉村は「何としてもテレビに出て生き残る」という思いが強かったといい「何をやってでも、くそ食ってでも売れてやろうと思ってた」と、当時の思いを明かし、徳井に対して不穏な態度を取っていたといい「売れないことに対して当たってた。M―1でもキングオブコントでも…迷惑をかけたかなと思う」と反省した。

 だが徳井は、この人一倍面白さを追求する姿勢に対し「嫉妬してる人、いると思う」と相方の能力をべた褒め。「アウェーをホームにする能力は芸能界イチだと思う。そこの才能に関しては、めっちゃ嫉妬してる人いると思う。悔しい思いした人も多いだろうし」と、どんどん能力を開花させていった相方を、冷静に見守っていたことを明かした。

 番組のMC「くりぃむしちゅー」の有田哲平は、2人のトークを「ギスギスしてるなあ…」と聞いていたが、「2人のリズムが違うっていうところだよね」と結論付けていた。

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2023年6月13日のニュース