男女逆転「大奥2」新キャスト発表 ネット騒然「狙ってるとしか思えない」「NHK版エリザベートだ…」

[ 2023年6月13日 11:26 ]

今年秋に放送される“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」に出演が決まった(左から)瀧山役・古川雄大、徳川家定役・愛希れいか、阿部正弘役・瀧内公美
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 今年秋に放送される“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)「医療編」の新キャストが12日、番組公式ツイッターなどで発表された。美しく聡明な13代将軍・徳川家定役を元宝塚歌劇団・月組トップ娘役の女優・愛希れいか(31)が、“最後の大奥総取締”瀧山役をの俳優・古川雄大(35)が、物語のカギを握る老中・阿部正弘役を女優の瀧内公美(33)が演じることが明らかに。ネット上では「ピッタリすぎ」と、大きな反響を呼んでいる。

 これまで、原作ファン注目の老中・田沼意次を松下奈緒が、原作ファンの間で“最大の悪役”と名高い一橋治済を仲間由紀恵が演じるなどキャストが続々と発表され、配役に注目が集まっていた。

 今回の発表では、幼少期から実父の虐待に苦しみ、不遇な人生を送ってきたにもかかわらず、美しく聡明で現実を受け止める芯の強さを持つ徳川幕府13代将軍・家定を愛希が、美しく整った容姿を持つ大奥総取締・瀧山を古川が、家定と信頼関係を築き、献身的に支える老中・阿部正弘を瀧内が演じることが発表された。

 この発表に、原作ファンは「ピッタリすぎて楽しみです」「イメージぴったり!!」「ひえ~、楽しみで気絶しそう!」「瀧内さんも!!ああ…素晴らしいキャストです」「瀧内さん、演じる前からもう阿部に見える」と、歓喜するコメントが続々と寄せられた。

 また、愛希と古川は帝国劇場ミュージカル「エリザベート」で共演。皇后エリザベートを愛希が、エリザベートを愛したトートを古川が演じていただけに、同作のファンからは「瀧山が古川くん?……あれなんか既視感が…エ、エリザベートかな?笑」「ちょっとそれどんなエリザベート…」「狙ってるとしか思えないキャスティング」「大奥でエリザベートでも上演する気だろうか」「これはまじでNHK版エリザベート」「エリザベートとトートが大奥にぃぃぃぃ」「ヤバい!大奥版エリザベート!」「エリザベート大奥・幕末編」と、驚く声が上がっていた。

 放送毎にSNS上で話題を集めた「Season1」(全10話)は今年3月に完結。3月度ギャラクシー賞月間賞も受賞した。「Season2」のキャスト、平賀源内役の鈴木杏らは「Season1」最終回でサプライズ発表。また、蘭学を学ぶ青年・伊兵衛を「Hey!Say!JUMP」の元メンバーで俳優の岡本圭人、原作ファン注目の老中・田沼意次を松下奈緒、次期将軍の座を狙う松平定信を安達祐実が演じることが発表されている。

 原作は「西洋骨董洋菓子店」「きのう何食べた?」などで知られる漫画家・よしなが氏が、隔月刊誌「MELODY」(白泉社)に04年8月号から21年2月号まで連載した同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。ジェンダー、権力、病など現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描き、全19巻は累計600万部(紙・電子)を誇る。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は家光編から幕末・大政奉還まで初めて映像化。脚本は連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、TBS「JIN―仁―」「義母と娘のブルース」「天国と地獄~サイコな2人~」などのヒット作を生み続ける森下佳子氏。

 「Season2」も引き続き、脚本は森下氏が執筆。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが奇妙な病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅へ立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。

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